希望の光2020/06/27 (土)
令和2年6月1日午後8時過ぎ日本各地で一斉に歓喜の歓声が騰がった。
突如、夜空に大きな花が咲いたのだ。
全国の花火師の方々による日本を元気づける為のサプライズ花火である。
そして、ここ三次市内の巴橋上空にも咲き誇り、希望の光が街を包み込んでいく。
しかし、今年三次で見れる花火はこれが最後なのかもしれない…
新型コロナウイルスの影響で様々なイベントの中止を余儀なくされた。
市内の毎年恒例イベントの花火大会、きんさい祭りの中止も発表された。
私たちの施設も例外ではない。
利用者様が楽しみている施設行事もコロナウイルスの猛威により中止に追い込まれていく。
毎年7月に行う合同夏祭りも本当に残念だが中止にせざるをえなかった。
備北福祉会の合同夏祭りは本当に盛大で地元の方々と施設全体で一緒に作り上げる
施設の一大交流イベントだった。
祭りを楽しみにされていた全ての皆様へ心よりお詫び申し上げます。
三次はコロナウイルスの影響の怖さを痛いほど知っている。
だからこそ、今は感染のリスクを避けるのを最優先に考えて
日常を取り戻せるその日まで皆で力を合わせ乗り越えたい。
ここ君田町には花火に負けないくらい自慢の綺麗な向日葵が咲く。
今年もまた7月中旬に町内を賑やかに彩ってくれるだろう。
私達も向日葵のように下を向かず太陽を見上げてたくさん笑おう。
太陽が放つ希望の光は明るい未来へと導いてくれるはずだから…
(障がい者社会就労センター君田 井上靖士)